自民党の鶴保庸介・参議院予算委員長は8日に行った演説の中で「運のいいことに能登で地震があった」と発言し、その後、陳謝し、撤回しました。
自民党の鶴保・参議院予算委員長は、8日、和歌山市で行った参院選の応援演説の中で、主な生活拠点とは別にもう一つの生活拠点を持つ暮らし方である「二地域居住」の推進を訴える中で次のように述べました。
自民党 鶴保庸介 参院予算委員長
「運のいいことに能登で地震があったでしょう。緊急避難的ですけども、金沢にいても輪島の住民票がとれるようになっていった」
鶴保氏は、「二地域居住」を推進するには、登録すれば2つの自治体で同じ行政サービスを受けられるようなメリットを作る必要があるなどと語る中で、能登半島地震を引き合いに出しました。
鶴保氏は、演説後、この発言について、「能登地方が被災したことを運良く、などと思った発言ではないことはもちろんです」「被災者への配慮が足りず、言葉足らずであったことを深く反省し、陳謝の上、撤回させていただきます」などとするコメントを発表しました。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」“だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取も… 詐欺手口の全貌

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









