真夏ですが、温州ミカンの話題です。

お中元の品として人気の高い温室みかんの出荷が愛媛県松山市内の選果場で始まっています。

JAえひめ中央の北条選果場では、先月24日から温室みかんの出荷が始まっていて8日も職員が傷の有無などを目視で確認した後、センサーを通して糖度などを計測し、大きさや品質ごとに仕分けられたみかんが丁寧に箱詰めされていました。

温室みかんは内皮がやわらかくジューシーでお中元の品として高い人気があり、JA愛媛中央管内では14軒の農家がおよそ2・5ヘクタールで栽培しています。

去年秋の高温の影響で今年は果実の花付きが悪かったことから出荷が少し遅れたものの、糖度が高く高品質に仕上がったということです。

JAえひめ中央南部営農支援センター 田中智博 課長
「味のいい、消費者が求めている中玉が多く出荷されているという状況で、いい仕上がりになっている」

JAえひめ中央の北条選果場では、今年の出荷量はおよそ134トンを見込んでいて、出荷のピークは9月末まで続くということです。