9月に東京で開催される陸上の世界選手権出場に向け、重要ステップとなる日本選手権が東京・国立競技場が開催されました。新潟県勢の注目はサトウ食品新潟アルビレックス ランニングクラブの2人。晴れ舞台に向け一歩前進しました。

世界選手権出場に向けては、参加標準記録を突破できない場合、大切になるのは世界ランキング。ポイント獲得に向け県勢が躍動しました。
女子円盤投げに出場したのは日本記録保持者・郡菜々佳(28)3投目の記録は自己ベストには及ばず56メートル42でしたが、ポイント加算に向け価値ある優勝。開催国枠での出場の可能性も高まる中、この枠に頼らない出場に向け今後の奮起を誓いました。
【サトウ食品新潟アルビレックスRC 郡菜々佳 選手】「少しはランキングを上げることができたと思うので、ここからさらに上げていって、しっかり自力で世界選手権の切符をつかみとれるように頑張りたいと思います」

男子走り高跳びには新潟市 北区出身 長谷川直人(28)が登場。

2m20を成功し、結果は3位。こちらも自己ベストに及ばず。現在、世界ランキングでは出場圏内の長谷川ですが、本番まではさらなるポイント加算を狙います。

【サトウ食品新潟アルビレックスRC 長谷川直人 選手】「ワールドランキングや標準記録を目指して試合は出ていこうかなと思っていますし、ここ(国立)でもう一度試合ができる可能性があるというところでモチベーションはかなり上がっています」

どちらも出場となれば2度目の世界陸上です、ランキングの記録の有効期間が8月下旬ですので、そこまでは好記録を狙い続けます。