天皇皇后両陛下は、国賓としてモンゴルを訪問するため、きょう(6日)午前11時過ぎ、羽田空港を出発されました。在位中の天皇がモンゴルを訪問するのは初めてです。

両陛下は午前11時過ぎ、羽田空港で政府専用機に乗り込み、出発されました。

日程はきょう(6日)から8日間で、モンゴルの首都・ウランバートルでは、歓迎式典のほか大統領夫妻が主催する晩さん会などに出席されます。

また2007年に皇太子時代の陛下も訪れた「日本人死亡者慰霊碑」も訪問する予定で、先の大戦後、シベリア抑留中にモンゴルに移送され、その後亡くなった日本人を偲び花を供えられます。

陛下は、訪問にあたっての記者会見で、「故郷から遠く離れた地で亡くなられた方々を慰霊し、そのご苦労に思いを致したい」と述べられました。