チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の長寿を願う法要が5日、行われました。
ダライ・ラマ14世があす(6日)、90歳の誕生日を迎えるのを前に、チベット亡命政府があるインド・ダラムサラで長寿を願う法要が行われました。
これはチベット亡命政府が主催したもので、ダライ・ラマ14世は両脇を支えられながらも自ら歩いて元気な姿を見せたほか、およそ2時間にわたりチベット亡命政府のツェリン首相やチベット仏教の高僧、一般の信者などに謁見しました。
スピーチでは「130歳まで生きようと思います」と述べ、笑いを誘ったほか「国を離れはしたが、心はいつもチベットとともにあると思っている。生きている限りチベットの役に立つつもりだ」と述べました。
ダライ・ラマ14世は2日、自身の後継者について、死後に生まれ変わりを探す「輪廻転生」制度を続ける方針を発表したほか、中国政府による介入を強くけん制しました。
また、3月に出版した自伝の中で「後継者は中国国外の自由な世界で生まれる」という見解を示しています。
これに対し、中国外務省の毛寧報道官は「ダライ・ラマの転生は国家の法律に基づいて処理されなくてはならない」と述べ、中国政府の認定が必要だという立場を繰り返し強調しており、両者の対立が深まっています。
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