サッカー・アルビレックス新潟は5日、海外移籍準備などのために6月にチームを離れたDF稲村隼翔選手(23)がスコットランド1部・セルティックFCと正式契約し完全移籍したと発表しました。

東京都出身の稲村選手はFC東京の下部組織から、前橋育英高を経て東洋大に進学。大学在学中の2024シーズンはJFA・Jリーグ特別指定選手として、アルビレックス新潟でプレーし、今季はプロとしてチームに加わっていました。

稲村選手は、アルビレックス新潟を通じて、以下の通りコメントを発表しています。

このたび、スコットランドのセルティックFCに移籍いたしました。

本来であれば新潟を離れる前に、支えてくださる皆様にご挨拶をすべきでしたが、手続きの関係でそれが叶えられず、申し訳なく思っています。

スコットランドに到着してしばらく時間が経ち、少しずつ海外クラブに所属している実感が湧き、ふつふつと心が燃えている自分がいます。このように、自信を持って足を踏み出せるのは、アルビレックス新潟をはじめ、所属したクラブで切磋琢磨したチームメイトや寄り添ってくださった指導者の方々のおかげであり、また常に背中を押してくれた家族やサポーターの皆様の熱い想いを感じられたからこそと、心から感謝しています。

しかし、感謝の気持ち以上に、恩返しをしたいという想いの方が強いのが正直なところです。自分が置かれた環境の中で、言い訳せずに誰よりも努力を続けます。皆さんにいいお知らせを届けられるように頑張ります。本当にありがとうございました!