アメリカがウクライナへの兵器輸送を一部停止したとされる中、ドイツ政府は防空システム「パトリオット」をアメリカから購入し、ウクライナに提供することを検討していると明らかにしました。

ドイツ政府の報道官は4日、アメリカの防空システム「パトリオット」を購入して、ウクライナに提供することを検討していると明らかにしました。

3日には、メルツ首相がトランプ大統領と電話会談したことも分かっていて、今月中旬にも国防相がワシントンを訪れ、「パトリオット」の購入について協議するものとみられます。

アメリカは、ウクライナへの防空ミサイルや精密誘導弾など、一部兵器の輸送を停止したと伝えられていて、兵器の在庫が急激に減少しているための措置だとされています。