経営者が世代交代に差し掛かる県内企業の事業承継を後押ししようと、沖縄銀行が新会社を設立し、開所式を行いました。

新会社の名称は「おきぎんサクセスパートナーズ」です。

開所式で、沖縄銀行の山城正保頭取は、本土復帰前後に創業した会社の経営者が高齢となり、県内のおよそ6割の企業で後継者が決まっていないという課題に触れました。

そのうえで「地域経済の持続的な発展に貢献し、地域に根ざした伴走支援を実現していく」と意気込みを述べました。

新会社は、これまでも事業承継で協業関係にあった日本M&Aセンターとの合弁会社となります。

これまで通り県内企業同士のマッチングを目指す方針を堅持しつつ、相談に訪れる企業の社員や取引先との関係性など、それぞれの思いに寄り添った事業承継につなげていきたいということです。