新潟県内の各消防本部から救助部門の精鋭が集まりその技術を競う大会が2日、開かれました。

「消防救助のプロとして安全、確実、迅速に競技することを誓います」

新潟市消防局で開かれたのは県消防救助技術大会です。

県内にはおよそ3300人の消防士がいますが、この大会に出場するのは252人。県内19の消防本部が救助部門の精鋭を送り込みその技術を競います。

4人ひとチームになり様々な障害物を超える種目に…

水平に張った20メートルのロープを往復する種目など。

いざという時に備え、体力や精神力を鍛えている消防士が8つの種目で安全性やスピードなどを競いました。会場には、消防士の家族も訪れ競技の様子を見守りました。

【出場者の家族は】「かっこよかったですね。頑張ったねって言いたいですね」

【ロープブリッジ渡過に出場】「悔しい結果なので、これを糧に来年生かしていきたいと思います。次はかっこいい姿を見せられるように頑張ります」

【障害突破ロープ優勝チーム 新潟市消防局 望月馨さん】「なかなかタイムが出ない時期が続いたり、チームメイトがけがをして通しができない時期もあったが、自分たちのいつも通りの一本を通して東北大会も1位目指して頑張っていきたい」

大会で上位に入ったチームや個人は今月末の東北大会や8月の全国大会に出場するということです。