ヨーロッパ各地で熱波が猛威をふるっています。フランス・パリでは5年ぶりに「熱波警報」が発表されるなど、記録的な暑さが続いています。

記者
「パリ市内の午後2時ごろなんですが、手元の温度計は44.4℃となっています。日本のように蒸し暑いというより、フライパンの上に立っているような暑さです」

フランス気象局は1日、パリを含む地域で「命が危険にさらされる」として、5年ぶりに最高レベルの「熱波警報」を発表しました。

フランス南部の都市カドネでは最高41.4℃、パリでは39℃を観測し、一部の学校が休校になるなどの影響が出ました。

オーストラリアから来た人
「とても耐えられません。子どもにアイスだけ買ったら、すぐに部屋に戻って、気温が下がるのを待つしかないです」
東京からハネムーンで来た人
「思った以上に暑くて溶けちゃいそうなんですけど、それでも有名な景色を見たくて」

ヨーロッパでは先月28日にスペイン南部で46℃を観測したほか、イタリアのローマでも最高気温が連日40℃近くになっています。

温暖化の影響も指摘されていて、フランスでの熱波は少なくとも2日まで続く見通しです。