政府の中央防災会議が1日開かれ、南海トラフ地震防災対策推進地域に長崎市など長崎県内8つの市と町が追加指定されました。
長崎県などによりますと、南海トラフ巨大地震が発生した場合、県内では最大震度5強の揺れが想定され、最大で4メートルの津波が到達するとされています。

県内の被害想定は最悪の場合、死者がおよそ500人、全壊する建物がおよそ700棟となっています。
1日に開かれた政府の中央防災会議で、南海トラフ地震の想定死者数を今後10年でおよそ8割減らすことなどを目標とする政府の計画が決定。

これに伴い、防災対策を推し進める必要がある「南海トラフ地震防災対策推進地域」に長崎市・佐世保市・諫早市・平戸市・五島市・西海市・雲仙市・新上五島町の7市1町が追加指定されました。