富山県は同性カップルなどの関係を公的に認める「パートナーシップ制度」について、今年度内に導入する考えです。

パートナーシップ制度は同性や事実婚のカップルに対し自治体が公的に証明するもので、家族として公営住宅に入居することやパートナーが公立病院に入院する際の付き添いや面会が可能となります。

富山県は、導入の目的としてトランスジェンダーや同性愛者などの性的少数者に対して安全性の向上と生活上の不都合の解消を図りたいとしています。

対象者には同居する未成年の子どもも含む方針で、要件を満たした場合は「パートナー宣誓」の受領証が交付される仕組みです。

この制度は今月まで要綱案についてパブリックコメントを行い、今年度内からの運用開始を目指します。