長崎県佐世保市にある小学校の男性教諭が、児童らに無断で授業の様子を動画で撮影していたことがわかりました。

佐世保市教育委員会によりますと、男性教諭は先月25日、児童に説明せずに学校のパソコンのカメラで授業の様子を動画撮影したということです。

男性教諭が撮影を管理職に報告したことで発覚。市教委では児童を撮影する場合、あらかじめ児童に目的を説明するよう通知していましたが、男性教諭は事前に説明をしていませんでした。

学校側の聞き取りに対し男性教諭は、消しゴムのカスの投げ合いをやめさせ、円滑に授業を進めるための撮影だったと話しているということです。

撮影は1回のみで、児童の着替えなどの撮影はしていないということです。

市教委は「児童や保護者が安心できる教育環境の整備に今後も努めていく」としています。