相続税や贈与税の算定基準となる土地の価格=路線価が公表され、新潟県内の平均は0.6%下がり、32年連続の下落となりました。
関東信越国税局によりますと、今年1月1日時点での県内のおよそ5400地点における路線価の平均は、去年と比べて0.6%下がりました。32年連続の下落で、下落幅は去年の0.5%から上昇に転じました。
一方、関東信越国税局管内は平均1.0%上がり、3年連続で上昇しています。
税務署別の路線価で最も高かったのは、新潟市中央区東大通1丁目の「新潟駅前通り」でした。1平方メートルあたりの価格は去年と比べて3万円上がって50万円になり、37年連続の1位です。


このほか上昇したのは、「燕市井土巻3丁目」と「三条市須頃1丁目」で、いずれも去年と比べ1000円上がり、8万7000円でした。
なお、下落幅が最も大きかったのは「柏崎市駅前1丁目」で去年より2.2%下がり、4万4000円でした。

