長崎の観光産業を支える人材を育てようと、このほど長崎市の小学校で地元の魅力や観光資源について学ぶ出前授業が行われました。

児童「カステラはここだ」

児童「出島」
旅行客にすすめたい長崎の観光資源とは?地元の良さを改めて考えます。

この授業は、長崎市が宿泊税の一部を活用し昨年度から実施していて、この日は、仁田佐古小学校の6年生が、観光教育の専門家から地域の魅力の見つけ方や発信の仕方について学びました。

名桜大学国際学部・寺本潔特任教授「客層が何を求めて、どんな旅が好きなのかを想像する力、これが観光をすすめていく大きな原動力になるんですね」

子ども連れの家族や女子大学生など、さまざまな旅行ニーズに応じたおすすめプランを班ごとに考えます。

女子大生役「私たちあんまりお金がなーい!でも楽しめる観光スポットを教えて」

完成したプランを観光案内所で旅行客に提案する設定で発表しました。
観光案内ノイズ「(グラバー園の)きれいな景色は写真映えしますよ」

児童「県(地域)だけにあるものとかを大事にしていきたいなと思いました」

児童「たくさんの人に長崎の良さを発信できていけたらなと思っています」
観光について学ぶ授業は、9月と10月にも長崎市内3つの小中学校で行われます。