前の石垣市長、中山義隆氏の失職に伴う市長選挙に向け、石垣市議会議員の箕底用一氏が29日、無所属で立候補する意思を表明しました。

▼箕底用一 氏
「今回の石垣市長選挙は中山義隆市長政権のもとで大きな信頼を失墜させるような行為がありました。この石垣市長選挙に向けてしっかりと市民の信頼を回復させるために問うていきたいと考えています」

石垣市議会議員で中立の箕底さんは石垣市出身の44歳で、2010年の市議会議員選挙で初当選し、現在4期目を務めています。

具体的な政策については今後発表するとしたうえで市政に対する信頼回復と生活インフラの整備などをあげたほか、陸上自衛隊石垣駐屯地の機能強化については、市民の賛否が分かれれば住民投票を行うと述べました。

一方で、石垣市選挙管理委員会はきょう、市長選挙を8月10日告示、17日投開票の日程で行うと発表しました。

今後は、失職した中山さんの動向と野党側の候補者擁立に注目が集まります。