バスケットボールB3の新潟アルビレックスBBは30日、池田雄一選手(41)が2024-25シーズンをもって現役を引退すると発表しました。

池田選手は燕市出身。
bjリーグ時代の2006-2007シーズンに新潟アルビレックスBBに加入しました。それから19シーズンにわたり新潟一筋でプレーしてきました。
アウトサイドからの3ポイントシュートや粘り強い守備でチームを支えたベテランは、まさに“新潟の象徴”。チームが苦しい時にも、1本のシュートで局面を打開してきたレジェンドは、第2の人生への歩みを進めます。

池田選手はクラブを通じて、以下の通りコメントしています。

このたび、2024−25シーズンをもってプロバスケットボール選手としてのキャリアを引退することとなりました。これまでいつも応援し、支えてくださったブースターの皆様、スポンサーの皆様、そして、私に関わってくださったすべての皆様には心から感謝しています。

19年間大好きなバスケットボールを、大好きな新潟でプロとしてプレーできたことは本当に幸せなことでした。その機会を与えてくださったクラブには本当に感謝しています。その中で、芯をぶらさずに新潟のために戦い抜けたことは私の誇りです。

また、私が40歳という年齢を過ぎてまで選手としてプレーできたのは、バスケットはもちろん、人として成長させてくれた高校、大学の恩師、プロの世界で共に戦った素晴らしい仲間、トレーナー、スタッフ、これらの方々との出会いがすべてです。良い時も悪い時も、共に乗り越えてこれたからこそ今の私が存在します。

最後に19年のキャリアを振り返ると「感謝」という気持ちでいっぱいです。特に、どんな時でも応援し、支えてくれた両親への感謝の気持ちは言葉では言い表せません。そして、いつもそばにいてくれ、すべてのことに自分以上に喜び、悲しみ、悔しがってくれた家族の存在は私の人生には欠かせません。ありがとう!

私の新潟への想いはこれからも変わりません。これからも新潟アルビレックスBBをよろしくお願いいたします。

本当に、ありがとうございました。感謝。

なお、クラブによりますと、現役引退に伴うセレモニーは現在準備中としていて、詳細が決まり次第、あらためて発表するとしています。