原爆小頭症の被爆者たちと支援者が28日、集まり79歳の誕生日を祝いました。

「ハッピバースデー トゥー ユー」
最も若い被爆者が、79歳を迎えました。原爆小頭症は、妊娠早期の胎児が原爆の強力な放射線を浴びたことが原因です。頭が小さいことが特徴で、多くが脳や体に障害を負っています。原爆小頭症被爆者と家族の会「きのこ会」の誕生会には、オンラインも含め、小頭症被爆者5人と約50人の支援者たちが参加しました。
きのこ会 原爆小頭症被爆者 賀村春夫さん
「早く治ってくださいね」
きのこ会 長岡義夫会長
「彼らは、その存在をもって平和がどれだけ尊いものなのか、必要なものなのかを表してる」

原爆投下から80年が経ち、ほとんどの会員が健康に不安を抱えています。