玉野市の幼稚園児らが、おがくずや米ぬかなどを混ぜて固めたブロック=菌床で栽培したシイタケの収穫を体験しました。


玉野市で行われた収穫体験です。岡山県内でキノコ類を栽培している浅野産業が、生産効率が落ち廃棄する予定だったシイタケの菌床を幼稚園に提供。岡山商科大学と

ともに行なったSDGs教育です。20人の園児らは本来は捨てられるはずだった菌床からできたたくさんのシイタケを収穫していきました。


(記者)
「何個とれたの?」
(園児)「1,2,3,4,5個」


「楽ちかった」


「家で食べる。キノコのパスタで」


園児らはさらに栄養分が豊富な菌床を砕き、カブトムシの幼虫の飼育にも挑戦。一連の体験を通じて循環型社会のあり方について触れていきました。


(浅野産業食品事業部 熊代英司さん)
「ものを大事にする『もったいない』。これを続けるのは、SDGsにも繋がるのではないかと思っておりますので。そういった心を養ってほしいと思います」


岡山商科大学と浅野産業は、今後も、若い世代に向けたSDGs教育に力を入れていきたいとしています。