「越後瞽女」を2023年にリリースした歌手の石川さゆりさんが27日、ゆかりの地である新潟県上越市の『瞽女ミュージアム高田』を訪れ、瞽女文化を伝えていく思いを新たにしました。

28日に上越市で開かれるコンサートを前に『瞽女ミュージアム高田』を訪れた石川さゆりさん。

2023年に発売した127枚目のシングル「越後瞽女」は、 三味線と声だけで人生を切り開いた瞽女を表現しています。
歌いだしの「雁木抜ければ…」とは、まさに上越市高田の雁木のこと。「直江津」「新井」など地名も散りばめられています。

そんな「瞽女」の記憶と記録を発信している全国初の施設『瞽女ミュージアム高田』を石川さんはおよそ1時間見て回りました。

石川さゆりさん
「きっとごぜさんも、季節の変わりを風の匂いとか目で感じることだけではないところで、いっぱい過ごされたのだろうな」

「津軽海峡冬景色」や「天城越え」など数々のヒット曲の中でも「越後瞽女」には特別な思いがあると話す石川さゆりさん。

貴重な文化を伝えていく気持ちを新たにしていました。