大分県内でも流行し6年ぶりに警報基準を超えている伝染性紅斑・いわゆる「リンゴ病」の感染者が前の週からさらに増加しました。
伝染性紅斑・「リンゴ病」は両ほほに赤い発疹が出て、風邪の症状がみられる子どもがかかりやすい感染症です。
6月22日までの1週間県内1医療機関あたりの患者数は2.86人で、前の週から1.2倍以上に増加しました。県内では2019年10月以来およそ6年ぶりにリンゴ病が警報基準の2人を上回っていて感染が広がっています。

保健所別では大分市が5.45人と最も多く西部、南部、中部も警報基準の2人を大きく上回っています。
リンゴ病は妊婦が感染すると流産のおそれがあり、県は引き続き、感染予防対策を呼びかけています。