全国的に流行している百日ぜきについて、1週間あたりの福島県内の感染者は57人で、3週連続で過去最多を更新しました。
百日ぜきは、けいれん性の咳を伴う病気で、いずれの年齢もかかりますが、なかでも乳幼児の重症化に注意が必要です。県によりますと、6月22日までの1週間で県内で確認された感染者は57人で、1週間あたりの感染者としては3週連続で過去最多を更新しました。
また、頬が赤くなり、風邪に似た症状が出る伝染性紅斑=いわゆるリンゴ病も高い水準で推移しています。22日までの1週間で県内で確認された1医療機関あたりの感染者は3.71人と、前の週よりも増加していて、24週連続で警報レベルとなっています。

県は、手洗いやマスクの着用など、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。