武藤経済産業大臣は、中東情勢の緊迫化でホルムズ海峡が封鎖されるなど、石油の安定供給に支障が生じた場合、石油備蓄の活用を検討する考えを示しました。
武藤経済産業大臣
「一般論として、仮に(石油の)安定供給に支障が生じる恐れがある場合には、必要があれば、石油備蓄の活用の検討も含めて、適時適切に対応してまいりたい」
武藤大臣は会見で、イランとイスラエルの対立によって原油の海上輸送の要衝、ホルムズ海峡が封鎖された場合について、IEA=国際エネルギー機関やその加盟国と緊密に連携していく考えも示しました。
経産省によりますと、日本が輸入する原油のうちおよそ9割がホルムズ海峡を通過していて、封鎖されると日本に深刻な影響を与える可能性があります。
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