
21日にアビスパ福岡とのアウェイの試合を2対3で落とし18位の“降格圏”に沈む『アルビレックス新潟』は、22日付で樹森大介監督を解任し、2022年からトップチームのコーチを務めている入江徹氏(47歳)が後任に就任すると23日に発表しました。
「責任持って、覚悟決めてやろうという気持ちで受けた」という入江新監督は、会見の中で「新潟は北信越を引っ張るチーム」と話して時折涙ぐみながら、J1残留への思いを語りました。

「今年苦しいかもしれないけど、絶対落とせないという思いが…ものすごい強く」
「クラブで一丸となって、まずは残留というところにしっかり向き合ってやっていきたいなと思います」
このタイミングでの樹森大介監督の解任について寺川能人強化本部長は「リーダーシップの補強」を目指すとしました。

「サッカー以外の部分、それはメンタルの部分、選手たちをどうもっていくかを少し補いたい」
23日から指揮を取る入江徹新監督は、25日の川崎戦が初陣となります。
「現状を大きく変えるより、今までやってきたことにプラスして、修正しなければいけない部分、さらに自分たちの強み伸ばす部分を明確にしてやっていこうと話をした」

「まずは残留に向き合いたい」と意気込みを語った入江新監督は「目の前の試合を1試合1試合戦うことにフォーカスしたい」としています。