青森山田高校3年のGK松田駿選手(18)がサッカーJ1のファジアーノ岡山FCに加入することが決まった。23日青森市の青森山田高校で加入内定記者会見が開かれた。

松田選手は「進路が決まってホッとしているがJ内定はゴールではなくスタートラインなので1日もはやくチームの勝利に貢献できるようにがんばりたい。」と意気込んだ。

青森山田高校からのJリーグクラブ入りは2022年にFC東京入りした松木玖生選手(22)以来。

松田選手は群馬県出身の18歳。185センチ、73キロのサイズながら身体能力の高さを生かしたシュートストップやハイボール処理などに長けていて、服部健二GMは「ゴールを守る基本的なことができる明るいキャラクターでキャンプで招待選手できたときに一発芸を披露するなど物おじしない性格もあり一体感をもたらせる」と評価している。

松田選手は高卒でのプロ入りについて悩みもあったが、J2千葉でプレーする兄の陸選手に背中を押されたことで加入を決断。将来性豊かな18歳は「将来はA代表に入りたい」と意欲をたぎらせていた。