新潟市の公共劇場専属舞踊団Noism Company Niigataが来週に迫った定期公演を前に20日、リハーサルを公開しました。音楽作品としても有名な「アルルの女」です。

「アルルの女」はフランスの作曲家ビゼーがある脚本に着想を得て作曲したもので、数多くのバレエ作品にもなっています。

今回の公演では、芸術総監督で演出振付家の金森穣さんが独自に解釈し、新たな舞台作品となりました。

【芸術総監督 金森穣さん】「『皆さん知っていますよねこれ(「アルルの女」)。『でも違いますよ』という。ぶっ壊します(「アルルの女」の)イメージを」

アルルの女に心惹かれる青年と青年を溺愛する母親を中心に家族や恋人、村の人々など様々な関係性が重なりながら物語が進みます。

【芸術総監督 金森穣さん】「生きている人間の関係性のうちに常に我々はあって。関係性を持たなければ生きていけない『人間』というものに今興味がある」

Noismの定期公演は今月27日金曜日からの3日間、新潟市のりゅーとぴあで行われます。