7月10日に開幕する全国高校野球山梨大会の組み合わせ抽選会が行われ、夏の甲子園を目指す熱戦のカードが決まりました。

107回目となる2025年の大会には2024年より1チーム少ない33校、31チームが出場します。

19日は甲府市で組み合わせ抽選会が行われ、各チームのキャプテンがくじを引き、対戦カードが決まりました。

春・夏連続の甲子園を目指す、第1シードの山梨学院は、唯一2回戦からの登場です。

山梨学院 梅村団主将:
「2年連続で小瀬で悔しい思いをしているので、先輩の思いも胸に戦いたい」

春のベスト4、駿台甲府は都留興譲館と対戦します。

大会3日目には甲府第一と日川の伝統校同士の対戦があります。

秋春ともに準優勝で第2シードの帝京第三は、巨摩との対戦、春の大会で公立校で唯一ベスト4に入った甲府西は、甲府昭和との1回戦です。

甲府西 石川颯真主将:
「甲子園出場が目標なので、自分たちのプレーを貫き通したい」

そして大会4日目には2024年の覇者、日本航空と、2023年の覇者、東海大甲府がいきなり1回戦で対戦する好カードが組まれました。

また、開会式の選手宣誓は甲府東の古屋太洋主将が行います。

甲府東は開会式後の開幕カードで韮崎と対戦します。

甲府東 古屋太洋主将:
「大会が締まるように士気を上げられるような選手宣誓ができたらいい」

今大会では熱中症対策として甲府市の山日YBS球場で3試合が組まれる7月12日から15日は、第3試合の開始を午後3時にします。

また全ての試合で選手と審判に深部体温を下げる効果のあるシャーベット状の飲料を配布します。

大会は7月10日に開幕し、決勝は7月23日に行われる予定です。