山梨県警は電話詐欺などの未然防止で連携する協定を、県内6つの金融機関と結びました。

県警と協定を結んだのは山梨中央銀行や甲府信用金庫など県内に本店を置く6つの金融機関で、19日は県警本部で協定の締結式が行われました。

今回の協定で金融機関側は口座の開設や多額の現金を引きおろす際、目的の聞き取りや本人確認をこれまで以上に徹底し、被害が発生した時は口座情報や現金を引き出した場所の連絡を速やかに行う体制を整えます。

山梨中央銀行 古屋賀章頭取:
「全金融機関で一丸となって被害拡大を止めていくことに努めていく考え方です」

また警察は金融機関向けの研修を定期的に行い、被害の実態や手口の情報を共有する機会を増やすことにしています。