18日、広島県東広島市のJR山陽線の踏切で、女性(32)が列車にはねられる事故がありました。

事故があったのは、東広島市西条町寺家のJR山陽線の「市地第4踏切」です。

警察と消防によりますと、午後2時ごろ踏切に立ち入っていた女性(32)が列車にはねられました。女性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。

JR西日本によりますと、女性をはねた列車は、白市駅を午後1時56分に出発した、大野浦行きの普通列車で、事故当時、約100人の乗客が乗っていたということです。乗客と乗務員にけがはありませんでした。

この事故の影響で、JR山陽線の三原駅~瀬野駅間で上下線とも一時運転を見合わせましたが、午後4時前に運転を再開しています。12本の列車が運休し、最大で約100分の遅れが発生し、約6100人が影響を受けたということです。

警察が事故の詳しい原因を調べています。