花が咲くのは30年に一度とも、50年に一度ともいわれるアオノリュウゼツランが、山口県防府市で花をつけています。

防府市田島の「くらしげ整形外科クリニック」の入り口に、高く高くそびえるのはアオノリュウゼツランです。3週間ほど前から茎が伸び始めました。高さは約4メートルになり、最近になって花をつけました。

山口県立山口博物館によりますと、房状になったものは一つ一つが小さな花の集まりということです。花が咲くのは30年に一度とも、50年に一度ともいわれ、咲いたあとは株ごと枯れてしまうそうです。
めったに花を咲かせないことから幻の花とも呼ばれます。

株が植えられたのは16年前で、クリニックでは枯れてしまうのは寂しいけれど最後まで見届けたいということです。