農林水産省は随意契約による備蓄米について、きょうまでに全国の2万8000店舗あまりで販売されたと発表しました。

農林水産省によりますと、「随意契約」で放出された備蓄米はきょうの時点で、全国の2万8111店舗で販売が確認されたということです。

きのう時点で発表された1万9500店舗あまりからおよそ8600店舗増え、備蓄米の流通が広がっています。

また、小泉農水大臣はきょう、新潟県から鳥取県に備蓄米およそ1300トンが海上輸送で届けられたと明らかにしました。

「いかに地域偏在をなくしていけるかが求められている」とも話し、海上輸送の活用で地域に偏りなく備蓄米の流通が広がるよう努力すると強調しました。