JR東海は17日、車両火災により中止していた山梨県内でのリニア中央新幹線の走行試験を再開したと明らかにしました。

リニアをめぐっては5月21日、山梨県都留市にある「山梨リニア実験線」の車両基地で走行試験を終えた車両の電源装置を切った際に火災となり、翌日から走行試験を中止していました。
火災の原因は走行そのものではなく、点検作業中にケーブルがショートしたためで、JR東海は対策をした上で17日、走行試験を再開したと明らかにしました。
JR東海の担当者は「今回の事象を踏まえた対策は完了しています。引き続き点検作業時の安全性の確保に努めてまいります」とコメントしています。