山口県周南市で朝食を食べることを進めるイベントがありました。

食育イベントは、周南市役所の1階ロビーで開かれました。

食を通じた健康づくりのボランティア活動をしている市食生活改善推進協議会と、生命保険会社の明治安田が連携して行ったものです。
ハクサイやニンジンなど、地元食材を使った野菜たっぷりの「周南スープ」と、炊き込みごはんが試食として提供されました。

市が去年、市内の成人を調べたところ、ほぼ毎日、朝食をとる人は84・7%でした。

ただ、若い人ほど食べる人は少なく、増える傾向にはないということです。

周南市食生活改善推進協議会 佐々木哲子会長
「まだまだ課題があるというところで、今回朝食のことをもっとみなさんに知っていただきたいと思って取り組みました」

会場には、野菜の摂取量を調べるコーナーも設けられました。

1日350グラムの野菜をとることが薦められていて、来庁者は結果をみながらアドバイスを受けていました。

市では野菜をしっかりとるうえでも、朝食を食べる習慣をつけてもらいたいとしています。