うそ電話詐欺特別警戒警報の発令を受け、山口県下関市で17日、うそ電話詐欺の被害防止が呼びかけられました。
警察官の呼びかけ
「今、うそ電話詐欺の被害防止ということでキャンペーンをやっています」
下関市内の農産物直売所で、長府署の警察官や長府防犯対策協議会の職員が、買い物客にチラシなどを手渡し、うそ電話詐欺への被害防止を呼びかけました。国際電話を使った詐欺電話も多く発生していことから、海外からの電話をブロックする設定も受け付けました。
買い物客
「もう電話が怖いですね。知らない番号からかかってきても、出たくない。なるべく出ないようにと親にも言っているし…」
県内では12日までにうそ電話詐欺の被害が62件発生し、被害額はおよそ1億7470万円です。13日には「うそ電話詐欺特別警戒警報」が発令されました。
長府警察署 小田知寛生活安全課長
「うそ電話詐欺は現在高齢者だけでなく、若い世代にも広がりをみせています。電話でお金を要求された際は詐欺を疑い、家族や警察に相談してもらいたい」
警察はインターネットを悪用したサポート詐欺や、SNS型ロマンス詐欺も多いことから、注意を呼びかけています。