全米野球記者協会は7日(日本時間8日)記者投票で選ばれる各リーグのMVP最終候補3人を発表し、エンゼルス・大谷翔平(28)が選出された。
このMVPは全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人、ア・リーグの球団がある15都市から2人ずつ選ばれた記者たちの投票で決まる。今季、大谷はベーブルース以来メジャーでは104年ぶりとなる“2桁勝利&2桁本塁打”、そしてメジャー史上初となる“規定打席&規定投球回”をマークした。投手では28度登板し166回を投げ15勝9敗、防御率2.33、奪三振219、打者では157試合出場し打率.273、本塁打34、打点95で、今季もリーグMVP最終候補に選ばれた。受賞者は今月17日(日本時間18日)に発表される。2年連続受賞となれば2013年のタイガース・M.カブレラ以来となる。
最大のライバルはア・リーグ記録(1961年、R.マリスの61本塁打)を更新する62本塁打を放ったヤンキースのA.ジャッジ(30)。4日(日本時間5日)に発表された選手が選ぶ年間最優秀選手、ア・リーグ最優秀野手のダブル受賞をしている。その他、ア・リーグ西地区連覇、チーム106勝の原動力となった主砲、アストロズのY.アルバレス(25)が最終候補に名を連ねた。
この日は年間最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞の最終候補も発表されたが、大谷はこちらでは最終候補の3人には入らなかった。
【今後の主な表彰予定】
11月10日(日本時間11日)シルバースラッガー賞(各監督・コーチの投票)
11月16日(日本時間17日)サイヤング賞(記者投票)
11月17日(日本時間18日)MVP発表(記者投票)
【昨年の大谷受賞一覧】
■打撃部門で評価されたタイトル
(1)選手間投票で選ぶ「アメリカン・リーグ最優秀野手」
(2)専門誌『ベースボール・ダイジェスト』の「野手部門最優秀選手」
(3)打撃のベストナインと言われる「シルバースラッガー賞」
(4)「オールMLBチーム 指名打者部門 ファーストチーム」
(5)「エドガー・マルティネス賞」
■二刀流と投手部門で評価されたタイトル
(1)最高の栄誉"リーグMVP"
(2)選手間投票で選ぶ「年間最優秀選手」
(3)専門誌『ベースボール・アメリカ』の「年間最優秀選手」
(4)7年ぶりの選出となった「コミッショナー特別表彰」
(5)老舗スポーツメディアサイト『スポーティング・ニュース』の「年間最優秀選手」
(6)「オールMLBチーム 先発投手部門セカンドチーム」
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