今年の夏に行われる参院選を前に、選挙についての理解を深めます。

山口県宇部市の高校生が16日、選挙を模擬体験しました。



選挙を模擬体験したのは、宇部高校の3年生233人です。

18歳を迎える生徒に有権者としての意識を高めてもらうことが目的で、候補者選びから投票まで一連の流れを体験しました。

投票用紙や記載台、投票箱などは実際に使れているもので、より本番に近い形で行われました。

生徒
「実際に候補者の名前を書いて投票する流れが分かったので、初めて行くときも安心かなと思いました」
「ニュースとかよく見て、自分の手で国を変えるという意識を持ったほうがいいと思います」

去年の衆院選で、10代と20代の投票率は40パーセント以下と、若年層の投票率の低さが問題となっています。

講師を務めた宇部市選挙管理委員会の大井義之さんは、「これからの第一歩として選挙に行ってほしい」と生徒に呼びかけていました。