ウインドサーフィンの世界選手権に出場する選手が16日、山口県の周南市長を訪ね、「オリンピック出場を目指す」と意気込みました。



周南市役所を訪れたのは、周南市出身で湾岸荷役業「京瀧」社員の渡辺純菜選手です。

渡辺選手は、2月に沖縄県で開かれた「iQFOiL」の全日本選手権で3位に入賞しました。

ウインドサーフィンの種目の1つ「iQFOiL」は、ボードの底につけられた水中翼で走るときにボードが水面から浮かび、最高速度50キロにもなるスピード感が特徴です。

渡辺選手は来月、デンマークで開かれる世界選手権に出場します。

日本人ナショナルチームに入り、2028年のロサンゼルスオリンピックへの出場を目指すと意気込みを語りました。

渡辺純菜 選手
「自分がどれくらい成長したかを見たいなと思ってます。最終的には28年のロサンゼルスオリンピックに出場して、入賞することが今の最大の目標かなと思っています」

藤井律子市長は「地元から世界で活躍するアスリートが出てくれることはうれしい」と期待を寄せました。