戦争の記憶を継承し平和の願いを発信しようと、高校生が主体となったイベントが読谷村で行われました。

(劇の一場面)
「戦が終わったら平和に暮らせるからと思ってきたのに、嫌、私こんなところで死にたくない、死にたくないよ」

これは、読谷高校が慰霊の日を前にした平和特設授業の一環として行ったもので、脚本や演出など約260人の生徒が主体となって手がけました。


イベントでは、生徒たちが平和学習で学んだ知識をもとに創作した劇やダンスを披露したほか、読谷村出身の民謡グループでいご娘の「艦砲ぬ喰ぇー残さー」も披露され、地域の戦争の記憶を伝えました。

保護者や地域の住民約350人が来場し、高校生たちが発信する平和のメッセージを受け止めていました。