本格的な大雨シーズンを迎え、東京・葛飾区で川の氾濫を想定した水防訓練が行われました。
訓練は、京成本線の電車の運行が終了した午前1時ごろから、葛飾区の荒川橋梁で行われました。
消防団など参加した人たちは、水防活動の手順に従い、止水板や大型水のうを手際よく設置していました。
荒川橋梁の堤防は周囲に比べて低く、増水すると川の水が堤防を越えてあふれ出す危険性があると指摘されています。荒川橋梁の堤防が決壊した場合には、葛飾や八潮などおよそ18平方キロメートルにおよぶ広い地域が浸水し、30万人が被災すると想定されています。
現在、国土交通省は荒川橋梁周辺の堤防をかさ上げする事業を進めていて、12年後の2037年度の完成を予定しています。
注目の記事
総裁選、記者会見も…野党に配慮しすぎて何も言えない?注目ポイントは“何を言わなかったか”【Nスタ解説】

「並ばない万博」どころか入場もできない!?予約サイトは閉幕まで“満員” 残るチャンスは「キャンセル待ち」「入場枠の追加開放」「現地で当日券購入」

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
