東京消防庁が消火活動で使用するドローンを三菱重工と共同で開発すると発表しました。

きょう午前、東京消防庁の本部庁舎で、消火活動で使用するドローンの研究開発に関する締結式が行われ、東京消防庁と三菱重工が共同でドローンを開発すると発表しました。

ホースをつなげて地上20メートル以上の位置から放水ができたり、上空からボール状の消火剤を投げ入れたりできるドローンを開発する予定で、消防車が近づけない道幅の狭い地域や高層ビルなどでの活用が期待されます。

東京消防庁は「中高層建物火災などでの活動困難な事案への対応策として、今までにない新たな消防戦術を樹立を目指し、将来的な消防活動での実装を目指して試作機の製作や実証試験を重ねていきたい」としています。