香川県高松市の小学校で、建物の上の階に逃げる「垂直避難」の訓練が行われました。学校の裏山で起きるかもしれない土砂災害に備えます。

巨大地震が発生し、土砂崩れの危険性が高まったという想定です。訓練が行われた屋島小学校は校舎の裏に屋島(溶岩台地の山)があり、土砂災害警戒区域に位置しています。

子どもたちは、災害発生時に今いる建物のできるだけ上の階に逃げる「垂直避難」を教わり、担任の指示に従いながら、校舎の最上階である3階に移動しました。
(屋島小学校 熊野真美校長)
「本校が屋島のふもとにあるので、台風の時の土砂災害などにも気を付けていきたい
屋島小学校では今後も定期的に訓練を行い、災害に備える考えです。