アメリカ・トランプ政権の反応について、ワシントンから中継です。

今回の攻撃実施を受けたアメリカ政府の声明は「イスラエルへの支持」ではなく、「アメリカは攻撃に関与していない」との内容でした。

ルビオ国務長官はイスラエルの攻撃を「イランに対して一方的な行動をとった」と表現。今回の攻撃について、一定の距離をとる姿勢を示しました。

トランプ大統領(12日)
「(イスラエルによるイラン攻撃は)差し迫っているとは言いたくないが、可能性は大いにある」

イスラエルが事前にアメリカに攻撃を通知していたかは明らかになっていませんが、トランプ大統領は、攻撃は「十分に起こり得る」と指摘し、中東で「大規模な衝突が起きる可能性がある」と話していました。

トランプ政権は話し合いによるイランの核開発の阻止を目指していましたが、今週末にも行われる見通しだったアメリカとイランの協議は先行きが見通せない情勢となりました。

トランプ大統領は日本時間今夜、国家安全保障会議を開き、対応を協議します。