岡山県総社市で行方不明者の捜索などで活躍する警察嘱託犬の審査会が開かれました。シェパードやドーベルマンに混じって、フサフサな毛並みで人気の犬種も出場しました。


警察嘱託犬の審査会には、初出場の12頭を含む18頭が出場しました。基本的な動作やしつけの審査に加えて、並べられた布から指定された臭いを嗅ぎわける審査なども行なわれました。行方不明者や犯人の捜索で欠かせない能力です。


(出場したイヌの指導者)
「(イヌは)我々が持っていない能力を持っているから、人様の役に多少でも立てばいいかなと思っている」


大型犬に混ざって奮闘するシェットランドシープドッグです。シープドッグという名前の通り牧羊犬の一種で、警察嘱託犬の審査を受けるのは初めてだといいます。狭い場所での小柄な体格を活かした捜索も期待されます。


(出場したイヌの指導者)
「個体差があって気の弱いタイプの子もいるけれど、この子は明るくて物怖じしないタイプだから、この子の鼻を使って、行方不明者を見つけられるようになってくれたら嬉しいなと」


審査会の結果は来月(12月)発表されます。合格した犬たちは来年から任務にあたります。