海上自衛隊大湊地区隊を拠点とする「護衛艦すずなみ」が、各国の海軍と合同で実施するインド太平洋での訓練に向けて派遣されました。

海上自衛隊では、2017年から自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、戦術技量の向上や各国の海軍との連携強化などを目的とした訓練を行うため、護衛艦などを派遣させています。

この訓練に、大湊地区隊を拠点とする「護衛艦すずなみ」が参加することになり、12日は、近藤奈津枝 大湊地区総監や隊員の家族など約140人が見送るなか、インド太平洋に向けて出港しました。

見送りにきた家族は
「衛生隊で乗務しているので、千葉から見送りに来ました。がんばって任務にあたってもらいたい」

海上自衛隊によりますと、この訓練は11月21日まで行われる予定で、「護衛艦すずなみ」が参加する期間は明らかにされていませんが、現地で各国の海軍と戦術訓練などに取り組む予定となっています。