ブドウの一大産地の山梨県甲州市勝沼町で、地元の中学生が種なしブドウを作る処理など、ブドウの栽培を体験しました。
この農作業体験は地元特産のブドウ作りを学ぼうと甲州市の勝沼中学校で毎年行われています。

12日は2年生74人が参加して、およそ20か所のブドウ畑で農作業を行いました。
このうちデラウェアの畑では10人の生徒が種なしブドウを作るために房を赤色の液体にひたすジベレリン処理を体験しました。
デラウェアは生産量が減っていることもあり、ほとんどの生徒がジベレリン処理は初めてで、生徒たちは手を赤く染めながら丁寧に作業を行っていました。
参加した生徒:
「(房の)上の部分の肩まで漬けるのが難しい」
「おいしく食べてくれたらうれしい」
このデラウェアは8月上旬に出荷される見込みだということです。