新潟市北区の小学校で地元への理解を深めようと、福島潟でとれる「ある食材」を使った試食会が開かれました。そのメニューとは…
新潟市 北区の葛塚東小学校で行われた試食会。
「はいお待たせしました~」

子どもたちが驚いているそのメニューがこちら。「ハスの実が入ったおこわ」に

「茹でたヒシの実」

「小さいフナやコイの雑魚煮(ざっこに)」。

そしてひと際存在感がある「茹でたザリガニ」です。これら全て北区の福島潟でとれたものを使っています。

今も地元の割烹や福島潟を回るツアーで提供しているというこの郷土食。試食会は地元への理解を深めようと開かれました。

子どもたちの反応は…
Qザリガニの味は?
【5年生は】「カニとエビが混ざっている感じ」

味は大好評で、特にザリガニは身を全て食べる子どもも。

記者も特別に「ハスの実が入ったおこわ」をいただきました。
【記者リポート】「柔らかいピーナッツですね。噛めば噛むほどこの皮に甘みが出てくるって感じですかね」

子どもたちは、地元福島潟の新たな魅力を感じたようです。
【5年生は】「(昔は)そういうのを食べていたんだなと思って、私も食べてみたんですけど、こういう経験ができてうれしかった」

【5年生は】「地域の人とかに広める。おいしいとかいろいろ福島潟に食べ物があることを」

【割烹松潟屋 佐藤忠明 社長】「北区の福島潟は宝ですので、そういう魅力はこれからもずっと後世に渡って伝えていきたい」

子どもたちは今回の経験をもとに9月に行われる福島潟でのイベントで地元の食の魅力を紹介するということです。