農林水産省は、追加放出される2021年産の備蓄米、およそ12万トンの購入申請の受付を始めました。今回は大手スーパーなどで購入に慎重な姿勢をとる企業が目立ちます。
小泉農水大臣は、きのう、2021年産の備蓄米、いわゆる「古古古米」と20年産の「古古古古米」のあわせて20万トンを追加放出すると発表しました。
きょうから、購入申請が始まるのは21年産の古古古米で、これまで買い手が付かなかった分も加えたおよそ12万トン分の受付が10時に始まりました。
小泉進次郎 農林水産大臣
「現在1時間くらい経って応募状況ですが、約30社から応募があると聞いている。やはりニーズがあるんだなと」
大手や中小の小売業者、コメの販売店などが対象ですが、イトーヨーカドーやアイリスオーヤマなどは、すでに確保している分を店頭に並べることに専念したいとして、きょうの申請は見送るということです。
また、楽天などのIT企業やコンビニ各社も様子見の姿勢で、追加の20万トンがすべて市場に放出されるかは不透明です。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

名古屋の街に浮かぶ“UFO”? 日本唯一の「激レア信号機」はなぜ大須の街で生き残ったのか 知られざる歴史に迫る









