県は9日庁議を開き、約19億円の今年度の一般会計補正予算案を決めました。高等学校の生徒に対する就学支援金を支給するための経費などが盛り込まれています。

県は9日、庁議を開き、今年度の一般会計の補正予算案などを審議し、高等学校の生徒に対する就学支援金の支給にかかる経費などを盛り込んだ、総額18億8800万円あまりの補正予算案を決めました。高等学校の生徒に対する国の就学支援制度が県立・私立を問わず、年収910万円以上の世帯にも拡充されることに伴う措置となります。

また、供用開始から一定の期間が経過した「新石垣空港」の名称を「石垣空港」に改める条例の一部改正議案も提出することを決めました。

この条例改正議案は、国による空港法の改正が来月末ごろに予定されているため、優先的に審議する先議として提出されます。

一般会計補正予算案などは、今月17日に開会予定の県議会6月定例会に提出されます。