5キロ税込み2160円。随意契約で引き渡された備蓄米のうち2022年産のいわゆる古古米の販売が10日、新潟県内のスーパーで始まりました。
行列の先頭の人は、何時から並んでいたのでしょうか。
【記者リポート】
「午前8時半前になりました。お店の前にはすでに行列ができています」
新潟市東区の『原信 セントラルマーケット 河渡店』にできた、政府備蓄米を買い求める人たちの長蛇の列。

販売されるのは2022年産の古古米240袋。
販売開始の1時間前から整理券が配られました。

先頭に並んだ人は…
「午前3時半くらいに出発して午前4時前に着いた。安いのと、食べてみたかった」中にはスーツケースを持参した人もいました。
「空っぽなんですけど、コメを入れて、散歩がてら歩いていきます」

10日は、県内2店舗・県外2店舗のあわせて4店舗で、それぞれ240袋ずつ、ひと家族1点限りで販売されました。価格は5キロ2160円と銘柄米の半額以下です。

販売開始前に並んでいた人たちだけで、用意された整理券は全て無くなってしまいました。
「ほっとしています」
「子どもが高校生と中学生なので、1週間持たないと思いますけど」
「ちょうどなくなったので、ありがたいです。安くて」
「普通に売られている半額の値段なのでとてもうれしいです」
「買いやすい値段だと思います」
購入した人には、古古米をおいしく食べる方法を紹介したチラシも配られました。
「新聞にも載ってるけど、こういうの見るととても参考になります」
【アクシアルリテイリングCSR 広報部 霜鳥守雄 部長】
「何とか早くお届けしたいという気持ちでいたので、無事お届けできてよかった」
アクシアルリテイリングでは、6月中~下旬にかけて新潟県内全店舗で古古米を販売する予定です。
