青森県内では、9日も真夏の暑さとなったところもありました。

弘前では、2025年初めて最高気温が30度超えの「真夏日」となり、10の観測地点では今年最高の気温を観測しました。

県内は朝から気温が上がり、最高気温は三戸で30.7℃、弘前で30.3℃と、2つの地点で「真夏日」となり、23の観測地点のうち10の地点で今年最高を記録しました。

2025年初めての「真夏日」となった弘前市では、暑さをしのごうと日傘をさす人が多く見られ、弘前公園を訪れていた観光客は、この暑さに驚いている様子でした。

新潟からの観光客
「もっと涼しいと思ったら、全然暑くて…」

神奈川のからの観光客
「太陽が近い感じの暑さで、すごいびっくりしました」

真夏のような暑さとなるなか、東北の梅雨入りはまだ先のようです。気象庁は9日に中国、近畿、東海が梅雨入りしたとみられると発表しました。

平年と比べるといずれも3日遅い梅雨入りです。

日本気象協会は9日に「梅雨入り予想」を発表しました。

このうち、東北北部は平年並みの6月14日頃とみられています。

県内は10日も気温が上がり、弘前や三戸以外にも平川で最高気温が30℃に達すると予想されています。

気象台は体調管理に注意を呼び掛けています。